LUMIX GM1Sのシャッタースピード設定

シャッタースピードを遅らせて撮る 小さなカメラ

所有しているPanasonic製ミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-GM1S」での撮影時にシャッタースピードを調整する方法について確認してみました

暗い場所での撮影や夜景を撮るときなど意識的に光量を上げたいときに便利な設定です。

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絞りとシャッタースピードの設定

GM1ではシャッタースピードを調整する際に、併せて「シャッター方式」の設定をを電子シャッター方式から電子先幕方式に変更しておく必要があります。

電子シャッター方式でシャッタースピードを調整を行おうとしても1秒より長い時間へ設定できない仕様になっています。

モードダイヤルの設定

ダイヤルをMに合わせる

シャッタースピードを自分で調整するためにはカメラ上部にあるダイヤルをMに合わせます。

シャッター方式の変更

シャッター方式の変更画面

シャッター方式が「電子シャッター方式」になっている場合は次の操作により変更します。

逆に明るい場所でシャッタースピードを上げたい(早くしたい)設定をする場合は電子シャッター方式を使用しすれば最大1/6000秒までシャッタースピードを上げることが可能です。

コントロールダイヤルの中央にある「MENU」ボタンを押しカメラ設定の7画面のうちの4番目の画面(4/7)で一番下のシャッター方式の設定で「電子先幕方式」へ変更します。

シャッタースピードの変更

コントロールダイヤルの下にあるQMENUボタンを押すことでシャッタースピードと絞り(F値)の変更が可能になります。

ダイヤルボタンの左右を押すごとにシャッタースピード調整と絞りを含めた数種類の調整が切り替わります。

シャッター方式の変更画面

シャッタースピードの設定は調整用のレベルで左方向へ数値を上げていくとシャッタースピードが遅くなり、右方向へ数値を上げていくと早くなります。

左側の数値に振られた「”」(ダブルクォーテーション)は秒の単位を意味します。

レベルの1秒より左側にある2”は2秒の意味で、右側にある2は1/2秒を表しています。

絞りの設定

絞り(F値)の設定は数値を下げていくことで明るくなります。

画像では白字で1.7となっている数字がF値。

シャッタースピードを遅くして撮影する時間を長くしたいときはF値を上げて絞り気味にします。

ISO感度

 設定画面の下にある「AUTO」のところはISOの設定ですが、良く撮れたイルミネーション画像では2500や3200の数字になっていました。

イルミネーションを明るく撮る

今回の方法でシャッタースピードをマニュアルで変更し撮影したイルミネーションの画像です。

イルミネーションの撮影

シャッタースピード3/5秒

イルミネーション撮りでは14mmF2.5のレンズを使用しての撮影です。

この程度だと電子シャッター方式の範囲でも調整が可能です。

動く車や列車の撮影

以降の画像では20mmF1.7のレンズを使用しています。

新幹線の画像

20mm F16 4秒 ISO3200

シャッタースピードを遅くして撮影した駅を出て加速を始める新幹線。

交差点を通過する自動車

20mm F16 6秒 ISO3200

列車と同じように車のヘッドライトも線を描くように撮影できます。

このように夜間の撮影などにはシャッタースピードを長く設定すると明かりを際立たせる効果が得られました。

逆に、明るい場所でシャッタースピードを短く設定すると普段肉眼では見れない面白い瞬間を撮ることが可能になるようです。

こうしたシャッタースピードを自分で選んだ撮影が上手くできるようになれば、画像を撮る楽しさも増え徐々にカメラ初心者から脱却できるのではと思えてきたところです。

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