スティックタイプ細長ミニカメラ「Digital Mini Camera Vandlion」の操作方法

Vandlionのミニカメラ 小さなカメラ

海外のお買い物サイトで見つけたスティックタイプのミニカメラが面白そうなので購入してみました。

取扱説明書が英語表記で小生には難解でしたので、とりあえず使いながら操作方法を試してみます。

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スティックタイプのカメラVandlion

今回、購入したのはスティック状の形をした小型カメラで本体中央に製品名と思われるVandlionという文字が書かれています。

Vandlionミニカメラ

先端にレンズがあるミニカメラ


細長いスティックカメラ

操作スイッチは4種類ほどで両サイドに分かれて配置され、充電はmicroUSBポートにケーブルを接続する一般的な仕様。

カメラ本体の右側

レンズを上にして右側


左側

左側には電源スイッチ


充電用マイクロUSB

レンズの反対側には充電用のMicroUSB


レンズは90度回転する

90度回転可能なレンズ

レンズは細長い本体の先端に配置されていて指で摘んで90度動かすことが可能。

このレンズの隣にはLEDライトが付いていますが、動画撮影中には点灯しない仕様です。

本体の形状から趣味要素が強いカメラといった印象があります。

この小型カメラの操作方法を知る上で、先にデフォルトのスイッチ位置というのを覚えておくと分かりやすそうです。

横に並ぶ操作スイッチ

画像の右側に配置されている「SAVE<>VIDEO」と「SAVE<>REC」の二つのスライドスイッチはいずれもSAVE側に設定されているのが標準位置です。

まずは、この状態を基準にして扱い方を覚えた方が理解しやすいでしょう。

内部時計と動作モードの設定方法

このスティックタイプのカメラは、microSD内のテキストファイルへ書き込んだ現在時刻を読み取り動画や静止画のファイルにタイムスタンプとして表示が可能です。

現在時刻の設定

PCでフォーマットしたメモリーカードをカメラに挿入して一度電源を入れると、メモリーカードにAUDIOとVIDEOという名前の2つのフォルダとtime.txtというテキストファイルが作成される仕組み。

このテキストファイルの中身を見ると次のような内容です。

2022-08-31 23:59:59 motion:0 Y0Y

前半の日時は製造時に設定された過去の日付と23:59:59の時刻が初期設定されています。

この日時と時刻を書き直してカメラにセットすれば、カメラの内部時計が現在時刻に設定され動作する仕組みです。

時刻は、カメラの電源をONにしたときに適用され撮影が開始されるまで内蔵時計で維持されるようです。

使い方としては、ファイルに現在時刻を記述した後にすぐにカメラにメモリーカードを入れて電源を入れるという方法をとるようになりそうです。

動作モードの設定

テキストファイルの日時に続いて記述されている「motion:0 Y0Y」の部分がカメラの動作モードを指定する記述になります。

「motion:0」はカメラの電源をONにした状態でレンズの前に動作するものを検知すると動画撮影を開始する機能の設定。

値が「0」のままだと機能はOFF、値を「1」に変更して保存すれば機能がONになります。

続く「Y0Y」は、左からタイムスタンプの有無、撮影する動画のサイズ、繰り返し録画をするか、の設定ができるようになっています。

Y 動画の下に日時を入れる場合はY、入れないならN
0 0:1080P、1:720P、2:480P
Y 繰り返し撮影をONにするにはY、使わなならN

実際に使ってみたところ、撮影モードの設定は問題なさそうですが(すべての検証はしていません)設定した現在時刻はメモリーカードを取り出すと、再度出荷時にリセットされるという一見バグかと思える動作をするため、カードを取り出すたびに設定しなおさなければなりません。

そんな仕様なのと、画像の目的によってはタイムスタンプは不要なこともあるので、次のように設定して使っています。

編集した現在時刻 motion:0 N1N

動画や静止画のサイズも、そもそも画質がそれなりなのとWeb用と考えれば720Pで十分ではと判断しての設定です。

カメラの操作方法

スティックカメラの操作スイッチ

カメラ本体にマイクロSDカードを差し込み、「SAVE<>VIDEO」と「SAVE<>REC」のスイッチがSAVEになっている状態でまずは動画撮影を試します。

左側にある「ON<>LAMP」をON側へ3秒スライドさせるとカメラの電源が入り、ちょうどVIDEOの文字の上にあるLEDインジケーターが緑色に点灯した後に青に変わります。

このLEDが青に点灯しているときは、カメラがスタンバイ(待機)状態にあることを意味します。

この青点灯のスタンバイモードは60秒経過すると緑点滅したあと自動的に電源がOFFになります。

動画の撮影

上の「ON<>LAMP」をON側へ3秒スライドさせインジケーターが青く点灯しているスタンバイ状態で「SAVE<>VIDEO」のスイッチをSEVEからVIDEO側へ変更すると動画の撮影が開始します。動画撮影中はLEDインジケーターが緑に点滅し続けます。

撮影中に、SAVEへ戻すと動画撮影は終了しカメラはスタンバイに戻ります。

さらに別な動画を撮影するには再びVIDEO側へスイッチをスライドさせる操作を行います。

本体の電源を切るには、電源を入れたときと同じく「ON<>LAMP」をON側へ3秒押し続けます。インジケーターが緑に3回点滅した後に消灯します。

動画は撮影開始後に一瞬画面全体が白状態で録画が開始されていましたが、上のサンプルでは撮影直後を編集して削除しています。

明るさの影響か、もともとそういった仕様なのかは不明です。

静止画像の撮影

この小型カメラを使った静止画の撮影は、動画を撮影している間に限られるようです。

撮影方法は上記の動画撮影中にLEDインジケーターが緑点滅を繰り返している間に、左下のPHOTOボタンを押すと画像データが保存される仕組みです。

PHOTOボタンが押される度にLEDが青く点灯し撮影が確認可能ですが、緑点滅の緑が点いているタイミングでは緑のままの模様。

繰り返しますが、動画撮影がされていないスタンバイモードで静止画のみの撮影はできない仕様になっています。

スティックタイプカメラで撮た静止画川の流れ

上の動画を撮影中にシャッターを押した静止画


Vandlionミニカメラで写した河川敷の風景

別な場所で撮影した静止画

撮影したサンプルは動画も静止画もスマホの画像より劣りますが、価格帯的には見合ったクオリティーではないかと思います。

インジケーターの表示パターン

LEDインジケーターの点灯で確認できるカメラの状態は次の通りです。

  • 青点灯:本体電源ONでスタンバイ
  • 緑点滅継続:動画撮影中
  • 緑点滅3回:本体電源OFF
  • 青点滅1回:静止画記録中
  • 赤点灯:充電中
  • 青赤点滅3秒:充電不足によるオートパワーオフ

なお、スタンバイ状態で「SAVE<>REC」をREC側へ設定すると録音状態になりLEDが緑に点滅します。

以上が、Vandlionミニカメラでの主な動画・静止画の撮影方法になります。

Vandlionのミニカメラ

このほかにも、電源OFFの状態で動作をVIDEO側に指定しておくとUSBで充電を開始したタイミングで動画撮影を自動的にスタートさせる機能なども備えているようです。

また、このカメラはPCに接続するとWebカメラとしても使えるようですが、あまり必要性を感じないためWebカメラを試すは機会まだ先になりそうです。

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