LUMIX H-H020Aに52mmサイズのワイドコンバーターレンズを装着

GM1にワイドコンバーターを装着 レンズ

パナソニック製の単焦点レンズH-H020A(20mm/F1.7)は、明るいレンズとして定評があって常にカメラに装着して歩きたいレンズ。

20mm/F1.7のレンズを使いこなそうとすると、この換算40mmという画角が狭く感じることが少なくありません。

NEEWER 0.43ワイドコンバーター

そこで試してみたくなったのが、社外品のワイドコンバーターレンズです。

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20mm/F1.7に社外品0.43xワイドコンバーター

今回使ってみた、NEEWERというブランドから出ているワイドコンバーターレンズはワイドというより、魚眼と言っていいほど周りに湾曲が出ますので超広角の代用としては微妙な感じです。

どうしても後ろにさがりきれない時用か、はなから魚眼として使いたい人向けの要素が強いです。

ワイドコンバーターの前玉

表のレンズはフルサイズ用の望遠レンズかのような大きさで、画像では分かりづらいですが肉眼で見ると中央部分に向けて内側にへこむような形です。

一般に前玉の表面は表側に盛り上がっているのが普通かと思っていましたが、こうした形状は意外でした。

ワイドコンバーターの後玉

レンズフィルター用のネジに装着する側も特に複雑な仕掛けはありません。

二つに分離させたワイドコンバーターレンズ

手前側にMACROと書かれている

このワイドコンバーターレンズは、手前側を分離してレンズに装着するとマクロコンバージョンレンズとして使用できるようですが、これについては専用のものを使った方が使いやすく感じます。

マクロコンバージョンとして使っている間にどちらも内側にホコリが入ってしまっては面倒というのも心配なところ。

このMACROと書かれた側をよく見ると内側にネジが切られているので、他にも別なパーツとの組み合わせ方法か使い方があるのかもしれません。

重量があってサイズも大きめ

NEEWERのワイドコンバーターレンズは販売サイトが示す仕様では大きさが10.92 x 8.89 x 7.87 cmとマイクロフォーサーズカメラに使うには大きめ。

小さなGM1で使うとバランスが取れていないのが否めません。使うときもカメラ本体よりレンズの先端を支えるような持ち方になります。

重量は、331gとコンバーターのみでGM1と20mm/F1.7の組合せと同等の重さになっています。

取り付けには46-52mmのステップアップリングを使用

46mmから52mmのステップアップリング

ステップアップリングで52mmに対応

このワイドコンバーターレンズは、もともとフィルター径が52mmのレンズ用として販売されているもの。

フィルター径が46mmの20mm/F1.7に使うには別途ステップアップリングを使わなければ装着できません。

この46mmから52mmのステップアップリングは以前にOLYMPUS用のレンズキャップを使うために購入した経過がありましたが、Panasonicの単焦点レンズを多用するには揃えて置いても邪魔にならないパーツです。

ワイドコンバーターを使った画像

H-H020Aで撮影

最初の画像はH-H020Aで撮影した換算40mmの画像です。

0.43xのワイドコンバーターレンズを装着

続いての画像が、ワイドコンバーターを装着して撮影できた画像。

画質は、H-H020Aだけのときより劣るようですが、オートフォーカスが動作してくれるのが他のマニュアルフォーカスの魚眼と比べありがたいところです。

また、風景画像を広く撮ろうとするとほぼ魚眼になります。

換算40mmでも広く撮りたい

20mm/F1.7にワイドコンバーターレンズでGM1

小さなカメラGM1に20mm/F1.7を装着したスタイルは、明るくて写りが良いレンズにカメラを装着したという感覚で楽しめる組み合わせです。

同じく換算40mmであるRICOH GRⅢxのようなスナップ撮り目的の使い方に適していますが、レンズだけで比べればH-H020A(20mm/F1.7)のほうが勝っています。

そんな屋外での撮り歩きを想定したときにも、ワイドコンバーターが使えれば簡単に画角を広げることができるので便利です。

大きさや重さがマイクロフォーサーズには向かないところが残念ですが、その日の気分次第では遊び心をプラスできる面白いグッズであることは間違いなさそうです。

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