普段なら風景どりにも広角寄りの14mm(換算28mm)のレンズをカメラにセットしているのがデフォルトです。
少し前に記事にしたとおり、使っていなかった望遠ズームレンズの使い勝手のようなものを試したくて、こののところ一時的に望遠レンズを装着したまま出歩く機会がふえていました。
広角レンズが欲しかった夕焼け空
当サイトの趣旨に沿って、身軽に使える小さな趣味カメラを理想とした場合に一度に数個のレンズを持ち歩くことは自然になくなります。
この日は、望遠ネタ探し仕様のままになったカメラを持ち歩いていました。
特に「撮り歩き」の目的はなかったものの、カメラを持っての外出だったのでいつでもカメラが取り出せるという安心感だけはあります。
特にカメラを取り出すこともなく日が暮れようとしたその時間に現れたのは秋の季節特有の幻想的な夕焼け空。
このとき感じたのは、やはり夕焼け空を取るには標準よりやや広角気味なレンズが欲しいということ。
しかし、持ってるE-PL6に装着したままになっているのは換算80mmからという極端な望遠ズームであるM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R。
取れた画像はこのように空の一部です。
雲ではなく空全体を画像にしたかったのですがレンズが望遠仕様ではどうにもなりません。
スマホで撮れた夕焼けのシーン
E-PL6では狭い画像しか撮ることができないため、仕方なくスマホのカメラで夕焼け空を撮ってみると画角的には満足が行く写真が撮れました。
カメラはスマホで充分という説が、話題にもならず当たり前になってきた昨今ですがネットにアップするにはまさに充分と思い知らされるかのようです。
ただ、色合いの調整などは使い慣れたカメラのほうが操作がしやすく勝手も良いでしょう。
単純な計算を繰り返すときに、電卓ではなくPCを使う人がいないのと同じで、扱いやすいカメラがあるのに構えにくくもあるiPadのカメラをわざわざ使う人もいないでしょう。
スマホは手のひらに収まりデバイスとして扱いやすいというだけで、カメラ目的に特化した専用端末ではないというのは間違いないこと。
秋の幻想的な夕日を前にそんなことを感じたところでした。
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