高機能だけど自然に持ち歩けるコンパクトデジタルカメラを探していたらDSC-WX350に行き着きました。
黒のデジカメは撮影時以外に人前で取り出しても目立つことがなくWX350のデザインは落ち着いていて大人の持ち物に見えます。
黒いコンデジが使いたい
コンデジは以前記事にしたDSC-WX200を所有していましたが、本体色を100%自分の好みで選んだ色(シャンパンゴールド)でした。
ところが使用していくうちに気づいたのが、自分の好みの色が日常的に使いやすい色であるとは限らないといったことでした。
あまりオシャレな色だと、撮影画像を確認するのためコーヒー屋や電車の座席でカメラをバックから取り出したときに目立ちすぎるのです。
まあ、他人の目というのは気にするほどではないという事実は承知ですが、自分的にどうにも気になってしまいます。気に入っている色だけど人前で使うにはイケてないというのが…。
DSC-WX350の外観
Cyber-shotDSC-WX350の外観は徹底的な黒(WX350は黒以外のカラーもあり)です。細部にメッキパーツの使用もなく徹底的なブラック。マッド調ではないものの光沢は控えめです。
正直これといって特徴のないデザインですが、他にはない高級感が漂います。
それとWX350は、SONY_Cyber-shot好きでなければ上級機種と見分けが付かないほどデザインが統一されています。
さすがにRX100とは形状が異なりますが、カメラに興味がない人から見ればどちらも同じに見えるでしょう。
SONYのデジカメを選ぶ理由
以前、WX200を購入したときに選定理由となったのが汎用のUSBケーブルで充電が可能であったためです。
WX350も同じく直接本体へ充電が可能ですが、最近はSONYに限らずどのメーカーもこの手法を多く採用してきていると聞きます。
機能面ではマクロ撮影を重視しましたが、これについても各メーカーで極端な差はない模様で最終的にはデザインです。
他のメーカーはメカメカしさより握り心地や流線型みたいなものにこだわっている印象がありますが、WX350はどことなくメカっぽい道具らしさを漂わせているように感じます。
一昔前は、コンデジに採用された形状は近未来を意識したものでしたが当時の近未来がまさに現在です。
光学的、電子的性能が進化を遂げた今、メーカー側が意識したのが昔のフィルムカメラに似たデザイン。
これに操作性や仕上げの美しさなどの味付けを施したのがWX350を含めた現行機種のデザインであると言えるでしょう。
DSC-WX350の光学ズーム性能
WX350の特徴として20倍の光学ズームと約80倍(最大画素数時)のデジタルズームがあります。
このズーム機能はパンフレットで「プレミアズーム」と表現されています。
市街地の駅ビル付近の風景を移した画像ですが同じ場所から中心付近をズームしてみます。
数百メートル先の構造物の画像を光学+デジタルズームで迫って撮影するとかなり鮮明に写ります。
お気に入りコンデジのあるシーン
地味で落ち着いたデザインのWX350は飲食店のカウンターに付属の電源で充電しても目立ちにくく違和感がありません。
このように外出先で気軽に充電できるということは街角を撮り歩きたい趣味カメラマンにとって最大の利点であります。
加えて電車の中など人前で撮影画像を確認したいときなども、一見地味で機械染みたデザインのDSC-WX350はバックから取り出しやすく感じます。
カメラに限らず趣味の道具を持ち歩くとき、それが気に入ったデザインであるかは勿論重要です。パソコンなどもそうですがカメラのように機能性が重視される趣味の道具については、持ち物を強調したいわけでもないのでデザインがシンプルであることも重要かもしれません。
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