趣味用カメラLUMIX DMC-GM1SKのキットレンズとして手に入れたH-PS45175-Sですが、この製品はカメラに機械としての魅力を感じる者にとって正にうってつけの望遠ズームレンズです。
コンパクトさと斬新なデザインを併せ持った筐体とその機能性は、マイクロフォーサーズという小さな規格ながらもカメラを所有する喜びを充分に満たしてくれます。
H-PS45175-Sのデザイン
カメラに装着しないレンズだけの状態のH-PS45175-Sです。
色はシルバーが混じっていますがチープな印象ではありません。
LUMIX_H-PS45175は一見するとレンズらしさより、それ自体が単体で使える機材かのような存在感があります。
カラーはブラックとシルバーの2種類
H-PS45175には末尾にKと記載されたブラックと、今回紹介するSと書かれたシルバーがあります。
ちなみにカタログによればH-PS45175-Sとは品番(型番)で、名称は「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」と長いです。
カメラよりレンズが大きくなる組合せ
個人的な趣向の問題かもしれませんが、レンズが大きいことは頼もしいことでもあります。
フルサイズ一眼レフでさえレンズ性能にこだわれば、カメラより大きなレンズを装着することになり、その特異な組み合わせはカメラ好きにとってある種の優越感をもたらすことでしょう。
GM1にH-PS45175の組み合わせもこれと同じく、遠くを撮影するという目的に特化させた自分のカメラに普段とは違った愛着を感じられることになります。
レンズの正面に記載されたXの文字
H-PS45175-Sの正面に記載されたXの文字は、Panasonicの光学技術を終結したLUMIX最高峰のレンズであるXレンズに付されものです。
レンズの仕様を確認すると、名称にVARIOとPOWER O.I.S.の二つの記載があるものがXシリーズとされています。但し、高倍率ズームレンズだけは普通のGレンズになっていて、実際には採用しているコーティング技術や描写性能による評価で決定されるようです。
なお、手ぶれ補正(POWER O.I.S.)があっても単焦点レンズには今のところXが付されていません。
H-PS45175に合うレンズフィルターのサイズはH-H020Aと同じ46mmなので手持ちのクローズアップレンズをつけて試し撮りしてみました。
写真はH-H020Aのレンズですが、ご覧の通り埃が目立ち過ぎるまでにしっかり撮れてます。
メカニカルなズームレンズ
このレンズは電動ズームレンズの特徴としてズームリングとスライド式のズームスイッチが両方ついています。
撮影のシーンによって、電動でズームするか手動で調整するかを選べるわけですが、どちらが自分にあっているか判別がしにくい初心者にとってはありがたい装備であります。もちろんフォーカスリングも付いているので、レンズだけで操作機構が3つも付いていて、メカニカルな印象を受けます。
また、H-PS45175の特徴としてズーム時にレンズの筺体を伸縮させることがなくズーム機能を使っても全長が変化しません。レンズ交換式のカメラを手にしたばかりの初心者である私としても、このことには多少意味があります。
沈胴式のレンズでズーム時に鏡筒を繰り出した格好はコンデジのそれを連想することになり、初心者なりに格好悪いのです。
レンズに対する趣向が変われば意味のないこだわりですが、今この瞬間に自分のセンスを満たすものが手の内にあるということは、それだけで優越感に浸ることが出来るものでしょう。
そして、これらの機能が詰まったレンズのコンパクトさとはあいまった重量感もユーザーを満足させるものがあります。
片手にしっかり収まる望遠ズーム機能
アナログ感を意識しない斬新なデザインは、そのサイズからも余計なものを切り捨てた潔さとメカニカルな雰囲気が漂います。
H-PS45175は、ものがズームレンズだけに街撮りなどの普段使いでは出番が少ないですが、たまに持ち出した時には完成されたデザインと機能性に関心します。
並の一眼レフなら持ち運びに躊躇してしまうほどの望遠性能が、マイクロフォーサーズならしっかり片手の中に収まってしまう程で、機動性を考えた場合にも有利なレンズです。
光学性能云々の話になれば大きなレンズには劣るのでしょうが、趣味の域で楽しむことと持つ喜びや性能と機動性のバランスを求めるならば、それらの目的を充分に満たしてくれるレンズがH-PS45175と言えるでしょう。
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