趣味レベルの初心者としての話ですが、望遠ズームレンズというのはカメラ初心者にとって用途が限られ扱いも難しいものなのかと感じています。
数をこなすことで知る望遠ズームの使い道
意識して望遠ズームレンズを使い始めてから気づいたのが、望遠レンズで写真を撮りたいときは事前に何を撮るか、どこで撮るかをイメージし予定を立ててから実行に移すといったスケジューリングが必要なこと。
プライベートで楽しむ趣味のカメラだとしても、ある程度計画的にターゲットを絞り予定を立てることで充実した撮影時間を過ごせることでしょう。
そして作品の出来具合に一定の成果や満足感を感じるためにも場数を踏むことが重要だとも感じます。
とはいえ、場数をこなすにも被写体を追い求め撮影の目的地に出向くまでの時間や費用もかかるのが望遠レンズを使ったカメラ撮影。
装備も大がかりになり楽しむための覚悟もいるのが望遠レンズなのでしょう。
望遠レンズは使う場面が少ないと感じ始めたら中級?
思えば、積極的に望遠レンズを使いたくなる場面は山などの広大な自然の中で動物を撮る環境ではないでしょうか。
カメラメーカーが出しているレンズカタログにある作例などを見てもそのことがわかります。
好きなカメラを軽い装備で持ち出してシャッターを押すことを楽しむスタイルでは、望遠レンズの出番は少なめです。
例外的に、初心者でも最初から野鳥を撮りたいとか、個人でもスクープ記事をネットにアップしたいとか望遠レンズを多用したいこともあるかもしれませんが、一般のプライベートな時間や旅行先では標準域のレンズで事足りそうです。
そんな事実にあらためて気づき始めたころが、カメラを楽しむ者として中級の位置に立てているのかもしれません。
ただし、望遠レンズは使わないからといって、この先カメラを楽しんでいく上で別な新たな目覚めがあるのかもしれないので、望遠ズームも手放さずに手元に置いておくようにしたいところ。
カメラをより楽しんでいく過程でも螺旋階段を想定すれば、上達の途中に本来の目的以外の領域で何らかの成果や達成感にありつけることも考えられます。
いつまでも初心者目線の立場としても、上達の伸びしろというか試せる部分の幅は確保しておくことにします。
もちろん、カメラを楽しむ人によっては趣向には違いがあり、標準域の焦点距離で十分楽しめるというスタンスもありでしょう。
どちらにせよ風景や被写体にレンズを向けたときにワクワク、ドキドキできる趣味カメラの楽しみ方が先の方向性を見極める重要な要素になってきそうです。
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