ミラーレス一眼を手に入れてからカメラには常時ネックストラップをつけていましたが、街を歩く際などストラップについては多々思う事があるのが事実です。
観光地でもない人通りが多い場所でカメラを首からぶら下げている格好は「趣向が特別な人」と見分けがつきにくいので誤解を招きかねないことになります。
カメラの趣味とその携行スタイル
本来なら趣味で使うカメラの持ち運び方は、撮りたいものや場面に応じてそのスタイルを選ぶ楽しさがあることでしょう。
ところが私の場合、街中の風景を好んで撮りたくて人気のない自然の風景などにはあまり興味がないためカメラの持ち運びスタイルに選ぶ楽しさは付きまといません。
男は周りの目など気にしてはいけないのは確かで男は強くなければいけません。
しかし、その文句は常にどんな状況でも周りに影響されない「とてつもなく強い男」(または変態)にだけ適用されることだということは、ある程度大人にならないと分からないことだったりします。
実社会において人にどう思われるかは、少しは気にしたほうが良いし、それは快適に人生を送るための一つのテクニックでもあると思っています。
そんな事情からも、少数の特別な趣向の方に間違えられないためには街を歩く際などカメラはバッグの中に忍ばせておくのが良いようです。
持ち運びにハンドストラップが良い理由
プロでもない限りカメラを持ち運ぶバッグに普通のバッグを使うのは珍しくないと思います。
カメラ専用のものでないと、バッグの中でカメラが他のものとぶつかったり擦れて傷がついたり、または意に反してスイッチが入ってしまったりと少々のトラブルに見舞われたりしますが、お手軽さを考えればさほど気にすることではないと思います。
しかし、ここに来て気になりだしたのがバッグに入れて持ち運んでいるとき、ここの景色がいいなぁと、カメラを取り出す動作に入るのですが、この時に長いネックストラップが実に邪魔になるのです。
街中ではカメラはスマートに取り出したいものです。ですが、素早くカメラを取り出したいとき長いストラップはバッグの中の様々なものを巻き込んで出てこようとするのです。
それは、時にはボールペンだったりハンカチだったり(はたまた昼には人前に出したくないものだったり)して大変!
こんなときハンドストラップならスムーズに取り出せるような気がするのです。
ハンドストラップを付けたミラーレスカメラ【GM1】
今回用意したハンドストラップはETSUMIというメーカーのものです。ストラップ幅20mm、長さ27cm、先端テープ幅10mmとなっていて色はGRAY(カタカナでグレーじゃだめなのかい)。
ちなみにサブ用のE-PM2にはブラックを付けました。
ACTIVE for コンパクトというのもあるようです。
先端テープ幅の10mmは我がLUMIX GM1Sにはやや太めでぎりぎり留め金具に通せる太さでした。
このようにハンドストラップだとすっきりして見えます。
今後気を付けたいのはカメラの落下ですね。ヤフオクなんか見てると落として壊れたのをジャンク品扱いで出品している方を見かけます。
スマホなどの携帯電話は私も何度か手元から落下させたことがありますので人ごとではありません。しかし、ものがカメラですし休日などの限られた時間しか手に持たないのと、スマホと比べてデジタルカメラは表面に凹凸がありゴツゴツしていてウッカリ手元が滑る確率は少ないのではと今のところは楽観視しています。
実際のところは、しばらくこのスタイルで使用してみてですね。
バックの中から恥ずかしいものを巻き込んで外に出してしまう心配についてはだいぶ確率が低くなることでしょう。
カメラ用ネックストラップは観光用か
ネックストラップについて散々なことを書いていますが、この先に出会うシーンによっては考え方が変わるかもしれません。デカいカメラが欲しくなってしまうということも考えられます。
そして、カメラと観光地への旅行を考えた場合、自分が初めて触れる優雅な景色へは堂々とカメラを身に着け思う存分撮る行為を楽しみたいものです。そんなときは、やはりネックストラップしかないでしょうね。
そもそも、趣味用としてカメラ用ネックストラップを手にした場合、それは観光(sightseeing)のときに最も機能を発揮してくれることでしょう。
本気の観光旅行はバックにカメラを出し入れする間も惜しいし、まずカメラそのものの存在より撮る行為が優先される時間を過ごすことになります。
カメラで飯を食っているかどうかでも持ち運びスタイルは異なる
それから職業としてカメラを持つ場合もネックストラップしかないでしょう。プロのカメラマンなら肌身離さずカメラを身に着けることになるし、そんな人なら首から下げるスタイルに違和感を感じません。
そしてカメラ用ストラップについては素人が思いつかないウンチクを多数お持ちのことでしょう。
もちろん、プロじゃなくても仕事上で写真を撮らなくてはならない時間は首から下げていたほうが効率が良いですしフットワークが良くなりそうです。
こんなときにも嬉しいカメラ用ハンドストラップ
このように趣味カメラのブログを書いている私ですが、ハンドストラップにしてみて初めて気づいた良い点があります。
カメラそのものを写真にとるとき、ネックストラップよりハンドストラップのほうがしっくりくるのです。
正直私は、良い写真が撮りたくてカメラを持っているという意識は薄く、どちらかというとカメラという小さな機械が好きなのです。そんな目線で甲乙つけるなら、ハンドストラップはミラーレスカメラの存在を際立たせてくれるベストなアイテムと言えるでしょう。
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