カメラを趣味にしようと決めてから愛用のミラーレスカメラにはずっとネックストラップを付けて持ち歩ています。そして、カメラを首から下げて街を歩くスタイルは少し勇気がいるものだとつくづく感じてしまうものです。
自分なりのカメラ持ち歩きスタイルについて考えてみることにしました。
カメラを首から下げて歩く勇気
行きかう人々が生活圏としていて、ことさら珍しいと思ってはいない街並みをわざわざ写真に撮りたい人は外国人観光客くらいなものでしょう。しかも、この格好はカメラ女子なら違和感がなくても大人の男だと何が目的なのか疑念を抱かれかねないというのが正直なところでしょう。
ネックストラップを多用する一番の理由は落下防止です。あとはこれぞと思った被写体を見つけたらすぐ手に持てるということですかね。
ならば、もう少し見た目だけでも何とかならないのかと思ってしまいます。
別売りのネックストラップはカメラ女子向け?
サードパーティーという言い方が合っているかですが、いわゆる社外品のネックストラップはオシャレなデザインのものが沢山出回っています。
ところが、この洒落た柄の多くがカメラ女子をターゲットにデザインされたであろう物で、どうにも大人の男には似合わない品ばかりなのです。
中には本革調のデザインなんてのもあるのですが、「なんちゃって」なくせに表が茶色で裏がベージュとか要らん仕様だったりします。落ち着いた色のものが欲しい人に対して布製のストラップでもこれをやられては興冷めしてしまいますね。
シックな色のカメラストラップを下げているつもりが、気づかず裏返った部分が肌色なわけですから男のファッションに合うはずがないのです。
これはメーカー側も気を使って欲しい部分です。
男はどうしてニコンだのキヤノンを欲しがるのか
カメラのネックストラップに男向けのデザインが少ない理由はある程度推測できます。一眼レフに純正で付いてくるCanonとかNikonという文字がデカデカと入ったストラップを好んで使うからでしょうね。
CanonもNikonもカメラ専門のメーカーで家電メーカーが横から割り込んだ立ち位置とはちと違う言わば老舗メーカーなので、そのロゴを強調したストラップを使うのがある種のステイタスになるのでしょう。
私としては、どこぞのチームに所属したがる小者のようで恥かしいし長い物に巻かれてしまった感があるあの太いストラップはまだ使わなくていいかなと考えてます。
無地の長めのものを付けてみる
私の使っているLUMIX GM1には純正で細くて、標準よりわずかに短い?と感じるストラップが付いてます。ミラーレスですから、この辺ははなから大人の男を意識してないのは私がこの小さいカメラの製造者に対して唯一気に入らなく苦情を申し上げたい部分です。
「大は小を兼ねるという言葉を知りませんか?(ストラップだけはそうして欲しかった)」
そんなわけで、私がミラーレス用に購入したのは無難な黒の純正よりは少し長いストラップです。HAKUBAから出ているネックストラップになります。
全長が1400mmと書いてありますが、先の取り付け部の折り返しをすべて伸ばしての長さかと思います。太い帯の部分は700mm、先ヒモ幅は8mm(これがちょうどよい)です。
長さを比較してみると、こように折り返した余長の部分が申し訳程度に長いです。
交換後に再度比べてみると、このとおりLUMIXの純正品は短いですね。まさに「帯に短し襷(たすき)に長し」とはこのことです。
ハンドストラップを使うことを決意する
さて、長めのストラップでしばらくカメラを持ち歩いてはみましたが、長く太くなったネックストラップにはやや難点がありました。
今回新たに購入したストラップは一眼レフ用にも使えるやや本格仕様です。この幅と長さだとバッグもカメラ用のものが必要なようです。
今までの細めな純正ストラップでも生じていた現象ですが、普段使いのバッグの中に入れているとストラップがほかの小物に巻き付いてカメラを取り出すときに引っかかり写真を撮影するという次のアクションにスマートに移れないのです。
これが気になりだすと次はハンドストラップに移行を考えなければなりませんね。
おすすめ記事