所要があって徒歩で外出したときに偶然撮影できた「つるし雲」です。
周囲数キロメートルの範囲に他の雲がない晴れた空にクッキリとまとまった形の雲が、まるで誰かが作り上げたかのように堂々と漂っていました。
空に描くよう形成されたつるし雲
この日は休日でしたが、理髪店に寄りたかったのと徒歩でしたので荷物になるカメラは自宅に置いたままで持っていたスマホでの撮影になりました。
撮影できたつるし雲は、まるで西遊記なんかの觔斗雲(きんとうん:ドラゴンボールでは筋斗雲)を想像させる形でした。
夕方、地元のテレビ局を担当してる気象予報士がつるし雲だったと解説してくれていましたた。
画像はほぼ南にスマホカメラを向けた状態で撮影していて、画像の右側にあたる方向には標高約1500mほどの山がある盆地です。
当日(3月上旬)もやや西風が吹いた状態でした。
感度を下げた状態で暗めに撮影してみると風下にあたる部分は筋状になっているのがわかります。
ほとんど動くこともなく数時間
つるし雲が現れたのは午前中の時間帯で、自分が用事をしませて帰宅する時間まで約2~3時間ほどは形が崩れる様子もなく(形大きさは微妙に変わっている模様)上空に滞在していました。
自分は面白がってスマホで雲を撮影していましたが、すれ違う人は忙しいのか興味が無いらしく地元で写真に撮っていたのは私とTVの気象予報士さんくらいだったのかもしれません。
とは言ってもなかなか見れるものではないので、次に機会に恵まれたら時間をかけてゆっくり撮ってみたいと思います。