駅前と言えば何処でも他の場所に比べ人通りが多く、照明が豊富で明るく照されています。
そんな駅前の夜景が好きで写真に撮ってみることにしました。
夜の駅前広場付近にレンズを向ける
人が行き来する通路は勿論、整備されたロータリー式の駐車場などに程よい間隔で配置される街灯の灯り、駅の建物から漏れる明かりが交通の玄関口らしさを自然に演出します。
特に街灯の白っぽい灯りが駅の外壁や隣接するホテルを照らしていて、このエリアを引き立たせています。
使用したレンズはいつもの20mmF1.7です。
撮影をしたこの日は正月の2日で、家族や親戚を駅に送り届ける車が多く見受けられます。
降り始める雪とともに変わる駅の風景
夜通し明かりが灯っている駅前では、訪れる人の数の他に時間で景色が変化する要素はあまりないと考えますが様子を見にカーテンを開けてみると雪が降りだしてきたようです。
ズームレンズで写す降り注ぐ雪
マイクロフォーサーズの20mm単焦点では降る雪の様子そのものが写らないので、レンズをH-PS45175に交換してみました。
望遠ズームレンズを使ってみると降り注ぐ雪の様子が分かりやすくなります。
深夜になり雪が降り止んだ駅のロータリー
深夜になり訪れる人や車がなくなった駅前は、降り積もった雪につけられたタイヤの跡が目立ちます。最終の新幹線が発着後には往来する人が一段と少なくなります。
長時間駐車された車にも雪が積もっていました。
翌朝窓の外に見えたのは銀世界
翌朝目を覚ましたあと外に見えたのは真っ白に染まった駅前の景色です。
こうしてみると雪は普段目立たない雑多なモノの殆んどを白く塗りつぶしてしまい。それが時には寂しい光景に見えたり、または一時何かを打ち消してくれているように見えたりと、いつもなら気にならないようなチョッとした効果をもたらします。
一時降り方が強まったところを再度ズームレンズを使い写してみたところです。
こうなると外へは出たくなくなりますね。休みの日でよかったです。
夜に駅前の風景を眺めながらシャッターを押すこと
駅前の様子を写真に撮るため地元のホテルから撮影を行いましたが予想外の降雪が景色に変化をもたらしてくれていました。
今回撮影した場所はJR福島駅の西口です。
見慣れているはずの地元の駅ですが、こうして写真を撮るためにわざわざ暖かい空間を用意し気が向いた時間に窓外の眺めを見ながらシャッターを押すことはカメラを趣味にするものにとっては、とても贅沢な時間と言えることでしょう。
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