今回はアイスクリームの写真を撮ることに挑戦してみました。
冷蔵庫から出してササっと撮れば良いだろうと思ってましたが、時間勝負というか割と難易度が高いようです。
ちなみにターゲットとしたのは、某ちょっといいアイスクリームです。
あのザラザラ感を写せば間違いない
商品のパッケージや広告などで見かける綺麗にとれたアイスクリームの写真は、表面のザラザラした部分を写しているところがポイントと言えます。
初心者ですが確信できますね、あれがないとアイスクリームらしくなく無機質なものに見えてしまうようです(アレもしかしたら本物じゃないかも)。
アイスクリームを準備する
普通のカップアイスを器にわけてみましたが、こういうのは業務用の2リットル以上で販売している物を、アイストングを使って奥から手前に削り取るとるようにすると丸い表面にさざ波状の模様ができるんですが、個人の家にそんなのはありませんし勿論コツをつかむまで上手くはいかないでしょう。
ザラザラを意識して撮る
普通のスプーンを使って盛ってみましたが素人ですからこんなものですね。
特に技術などないので、標的である表面のザラザラを液晶モニターでタップしフォーカスポイントを設定してからピントが合ったのを確認しシャッターを押します。
器に付いたアイスが見事に溶けてますね。
例のボケとやらを演出
ここで「適度なボケを」とか言っていたらアイスクリームが溶けちゃうので、カメラをあちこちいじらないで、さっさと撮ります。少し暗かったですねJPEG撮りでしたので今回はこのままですね。
別な味のものを試す
前回はバナナショコラータ、こちらはストロベリーカスタードタルトです。どちらも期間限定の商品。
こちらは飲み物のグラスですが、毎回同じものでは演出が足りないので試してみました。
表面はくっきりとして、他はボケてていい感じじゃないですか(それだけかよ)。
アイス撮るなら冬か【温度管理の自由度】
この写真を撮ったのは8月でしたが、モノが気温の高い場所では溶けてしまうので夏の食べ物でも写真を撮るなら冬の寒い時期が適正でしょうね。取り終わってから食べる気にはなりませんけど。
撮る場所の室温を低めにして、盛り付ける容器も露つきしない程度に冷えてた方が良さそうです。
それと、こういうものを撮るときは三脚にカメラを予めセットしておいて、被写体を持ち込むのは全ての準備が整ってからですよね。
撮る時間と食べる時間は分けた方が良い
アイスクリームの写真を本気で撮ろうとすると緊張します。なんせ早くしないと溶けてしまうものだから、写真を撮り終わった頃には早く食べなければという意識ばかりで味わっている暇などありません。
そして、フォーカスポイントとした表面のザラザラが溶け出すほど時間が経過すれば、アイスクリームらしい食感も損なわれることでしょう。
食べ物ですから、無駄にするのは極めて勿体ないのですが、アイスクリームにいたっては「食うなら撮るな、撮るなら食うな!」が当てはまるようです。次の撮影の際にはアイス大好き人間を隣において、時間的な限界を厳しく監視してもらう必要があるでしょう。
きっと美味しいうちに食べれます。
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